大阪本町スクール
2025.08.13
「読書は気楽に始めていい」3分でできる、味見読書のすすめ
「読まなきゃ」が口ぐせになっていませんか?
本は読みたいけれど、時間も集中力も足りない。
読みかけのまま積まれていく本たちを見るたび、ちょっとした罪悪感さえある…。
そんな自分を責めるより、読書の始め方を変えてみることをおすすめします。
今日は、3分でできる読書の味見ステップをご紹介します。
無理なく始められて、「もっと読みたくなる」体験が生まれます。
①【味見読み】完読より、入口だけちょっと味見
本を開く前に、まずは構成全体をふんわり見ることから。
▼流れ:
本を手に取ったら、目次・あとがきをざっと眺める
全体の流れを感じながら、「このあたりが気になるかも」というページを1つ選ぶ
そこだけを 味見する気持ちで3分間だけ読んでみる
ポイントは、「読み切ろう」としないこと。
目的は完読ではなく、気になるページに出会うこと。
味見だけでも、意外と心に残る言葉があるものです。
②【問いを立てて読む】自分だけの視点を持つ
本を読み始める前に、問いを先に立てる読み方があります。
▼やり方:
目次や構成をざっと見て、「どこにヒントがありそう?」と探す
そのあとで問いを決める
例:「この本の中で、今の自分に必要な考え方はどれだろう?」
「明日の仕事で活かせそうなヒントは?」
問いがあると、読む視点が定まり、読後の納得感が大きく変わります。
読まされる読書から、自分で拾う読書へ変わるのが、この問い読みの魅力です。
③【読書のハードルを下げる設計】長時間じゃなくていい
「読書=まとまった時間が必要」と思っていませんか?
でも実際には、ほんの少しだけ本を開くことでも十分意味があります。
たとえば…
朝、出かける前にタイトルだけ眺める
お昼の3分で、目次から問いを1つ見つける
寝る前に、付箋を1枚だけ貼っておく
読書量ではなく、触れた回数が習慣をつくると考えてみてください。
ほんの少しの積み重ねでも、「読めた感覚」が生まれやすくなります。
✍️3分でできる味見ワーク
積んである本を1冊手に取る
目次やあとがきをざっと眺める
「気になるページ」を1つ選ぶ
タイマーを3分セットして、そこだけ読んでみる
読み終わったら「どんな問いが生まれた?」と1行メモ
→ 次の日、また3分だけ読み返せば、連勝です。
💬最後に:読書は、もっと自分にやさしくていい
最初から読まなくていい
すべて理解しようとしなくていい
3分でも、「今日は読めた」と思えればOK
読書が続かないのは、自分は本を読めないと自分の責めるのではなく まずは一口、味見読書をする
今日も読書ができたと、できるところからはじめていきましょう