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「読書は気楽に始めていい」3分でできる、味見読書のすすめ

「読まなきゃ」が口ぐせになっていませんか?
 本は読みたいけれど、時間も集中力も足りない。
 読みかけのまま積まれていく本たちを見るたび、ちょっとした罪悪感さえある…。

そんな自分を責めるより、読書の始め方を変えてみることをおすすめします。
 今日は、3分でできる読書の味見ステップをご紹介します。
 無理なく始められて、「もっと読みたくなる」体験が生まれます。



①【味見読み】完読より、入口だけちょっと味見

本を開く前に、まずは構成全体をふんわり見ることから。

▼流れ:

  • 本を手に取ったら、目次・あとがきをざっと眺める

  • 全体の流れを感じながら、「このあたりが気になるかも」というページを1つ選ぶ

  • そこだけを 味見する気持ちで3分間だけ読んでみる

ポイントは、「読み切ろう」としないこと。
 目的は完読ではなく、気になるページに出会うこと。
 味見だけでも、意外と心に残る言葉があるものです。


②【問いを立てて読む】自分だけの視点を持つ

本を読み始める前に、問いを先に立てる読み方があります。

▼やり方:

  • 目次や構成をざっと見て、「どこにヒントがありそう?」と探す

  • そのあとで問いを決める
      例:「この本の中で、今の自分に必要な考え方はどれだろう?」
        「明日の仕事で活かせそうなヒントは?」

問いがあると、読む視点が定まり、読後の納得感が大きく変わります。
読まされる読書から、自分で拾う読書へ変わるのが、この問い読みの魅力です。


③【読書のハードルを下げる設計】長時間じゃなくていい

「読書=まとまった時間が必要」と思っていませんか?
 でも実際には、ほんの少しだけ本を開くことでも十分意味があります。

たとえば…

  • 朝、出かける前にタイトルだけ眺める

  • お昼の3分で、目次から問いを1つ見つける

  • 寝る前に、付箋を1枚だけ貼っておく

読書量ではなく、触れた回数が習慣をつくると考えてみてください。
 ほんの少しの積み重ねでも、「読めた感覚」が生まれやすくなります。


✍️3分でできる味見ワーク

  1. 積んである本を1冊手に取る

  2. 目次やあとがきをざっと眺める

  3. 「気になるページ」を1つ選ぶ

  4. タイマーを3分セットして、そこだけ読んでみる

  5. 読み終わったら「どんな問いが生まれた?」と1行メモ

→ 次の日、また3分だけ読み返せば、連勝です。


💬最後に:読書は、もっと自分にやさしくていい

  • 最初から読まなくていい

  • すべて理解しようとしなくていい

  • 3分でも、「今日は読めた」と思えればOK

読書が続かないのは、自分は本を読めないと自分の責めるのではなく まずは一口、味見読書をする

今日も読書ができたと、できるところからはじめていきましょう