川崎スクール
2025.09.11
後編:景色が変わる瞬間
後編:景色が変わる瞬間
スクールに通い始めて数ヶ月。
最初は「本を速く読めるようになりたい」という気持ちだけだった。けれど、日々レッスンを重ねるうちに、ただの「速さ」じゃない大きな力に気づいていった。
――頭の中が整理される。
――自分の考えを言葉にできるようになる。
――未来に向けて行動する勇気が湧いてくる。
気づけば、職場での会議でも、読んだ本の内容をスラスラ話せるようになっていた。自信を持って意見を出せるようになったら、周りからの評価も変わっていった。
「お前、最近すごく前向きだな!」
そう声をかけられた瞬間、胸が熱くなった。
でも、順調に見える日々の中にも、壁はやってくる。
スランプのように集中できない時期、なかなか成果を感じられず不安になった時期もあった。
それでも、川崎スクールで出会った仲間たちの存在が支えになった。
「大丈夫、誰だってつまずくよ」
「一緒に続けよう!」
その言葉に背中を押され、またページをめくる。目を動かす。脳を鍛える。小さな積み重ねの先に、確かに自分の「変化」があった。
やがて――。
かつて「どうしようかな…」と迷っていた自分が、今では誰かに「やってみよう!」と声をかけている。行動する人にしか見えない景色を、自分も見られるようになったからだ。
スクールで学んだのは、速読の技術だけじゃない。
“人生は行動した人だけが変えられる”――その真実だった。
扉を開いたあの日から、もう迷う時間はなくなった。
進み続ける限り、景色はこれからも変わっていくのだ!