川崎スクール
2025.10.16
私は営業部の中堅社員
「言われたことをやる」
だけじゃ、いつまで経っても自分の人生は始まらない。
それを痛感したのは、会社の会議室で上司の顔色を伺っていた、あの日だった。
私は営業部の中堅社員。
真面目に、言われたことはきっちりこなす。
クレームも少ない。
上司の評価も悪くない。
でも、どこか空っぽだった。
数字は上がっても、心は上がらない。毎日が「やらされ仕事」に感じていた。
そんなとき、同僚の紹介で出会ったのが「ビジネス脳トレ速読 川崎スクール」だった。
正直、最初は
「速読なんて、本を早く読むだけでしょ」
と思っていた。
けれど、初日の講座で先生が言った一言が、心に突き刺さった。
「速く読む力は、考える力のスイッチを入れることなんだ」
スクリーンに映る文字を追いながら、私はハッとした。
目を速く動かすだけじゃない。
脳を刺激し、感情と思考をリンクさせて、アイデアを生み出すトレーニングだったのだ。
授業が進むにつれ、私は「読む」ことの意味を変えていった。
ただの情報収集じゃない。
読んだ瞬間に
「自分ならどうする?」
と考えるようになった。
そして気づいた。
「気づく力」こそが、プロの条件だと。
ある日、仕事でプレゼン資料を作るよう上司に言われた。
いつもの私なら、言われた通りの内容をまとめるだけ。
だがその日は違った。
速読で鍛えた脳が、自然と動いていた。
「上司が本当に伝えたいことは何か?」
「お客様の聞きたいはどこにあるか?」
そう考えた瞬間、構成もスライドも、全く違うものになった。
発表当日、上司は驚いた顔で言った。
「これ、誰かに手伝ってもらった?」
私は笑って答えた。
「いえ、自分で考えました」
その一言を言えた瞬間、心が震えた。
私はもう、「指示待ち社員」じゃなかった。
スクールで学んだのは、速さでも技術でもない。
「動く勇気」だ。
気づいたことを行動に変える力。
間違ってもいい。恥をかいてもいい。
自分の意思で動いた瞬間に、景色は変わる。
あの日から、私は上司の顔色を見なくなった。
代わりに、チームの笑顔を見て動くようになった。
会議の空気が重いときは、自分から声を上げた。
「こうしたらどうですか?」と。
最初は戸惑っていた上司も、次第に言った。
「最近、お前がチームを引っ張ってるな」
その言葉を聞いたとき、涙が出そうになった。
言われたことだけをやっていた自分に、サヨナラ。
速読で鍛えたのは、脳じゃなく生き方だった。
川崎スクールで学んだ大切なこと。
それは、「誰かの人生」じゃなく、「自分の人生」を動かす力。
今では、後輩たちにこう伝えている。
「気づいたら、すぐ動け。
動いた奴だけが、未来を変えられるんだ」
そして私は今日も、ページをめくる。
次の気づきを探すために!
