川崎スクール
2025.10.29
今はもう、「どうせ自分なんて」なんて言わない。
代わりに、こう言うんだ。
『心が変わると、世界が光った日』
「どうせ自分なんて…」
そうつぶやくのが口癖だった。
会社でも、家でも、笑ってはいたけれど、心の奥はずっと灰色。
ある日、同僚が言った。
「最近、なんか元気ないね」
その言葉が胸に刺さった。
“元気がない自分”を他人に見抜かれた瞬間、心の中の小さな声が叫んだ。
――このままじゃ、嫌だ。
そんな時に出会ったのが、「ビジネス脳トレ速読 川崎スクール」だった。
「読むだけで脳が変わる? 本当かな…」
半信半疑で受けた体験レッスン。
けれど、最初の1時間で感じたのは“速さ”ではなく“明るさ”だった。
インストラクターのレンコンさんが笑顔で言った。
「本は“読む”もんじゃない、“感じる”もんだよ!」
その言葉に、心が少し揺れた。
――感じる。
そういえば、最近“感じる”ことを忘れてたかもしれない。
上司の顔色ばかり見て、数字に追われ、気づけば自分の心は置き去りだった。
トレーニングを重ねるうちに、不思議な変化が起きた。
目を動かすスピードが上がるたびに、心の視野も広がっていった。
「今日もできた!」
そう言えた日は、顔が少し明るくなる。
「おはようございます!」の声も少し大きくなる。
そんな小さな積み重ねが、いつの間にか自信に変わっていった。
ある日、職場で後輩に言われた。
「先輩、最近すごく明るいですね!雰囲気が全然違います!」
その瞬間、涙が込み上げた。
自分を変えようと決めた日から、ほんの数ヶ月。
周りが変わったのではなく、自分の“心”が光を放ち始めたのだ。
そして気づいた。
現実は、心の鏡だ。
暗い心で見れば、世界も暗く映る。
けれど、明るさを選んだ瞬間、世界のすべてが味方になる。
スクールの最後の日。
レンコンさんが笑いながら言った。
「心が変わると、顔が変わる。顔が変わると、出会う人が変わるんだよ!」
その言葉に、大きくうなずいた。
帰り道、夕焼けの空を見上げた。
橙色の光が頬を照らしている。
以前なら気づきもしなかった美しさ。
涙がぽろりとこぼれた。
「変わりたい」と思ったあの日の自分に、ありがとう。
あの一歩がなければ、今の私はいない。
心が変われば、現実が変わる。
本当だった。
今はもう、「どうせ自分なんて」なんて言わない。
代わりに、こう言うんだ。
「きっと、できる」
そして――笑顔でページをめくる。
