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真面目で優しいけど、人前で笑うのが少し苦手。
「私、感情を表に出すのが下手なんです」

ある受講生、真理子さん(52歳)仮名。

経理の仕事を30年、淡々とこなしてきた。

真面目で優しいけど、人前で笑うのが少し苦手。

「私、感情を表に出すのが下手なんです」

そう言って、最初に川崎スクールへ来た日の顔は、

どこかぎこちなく固まっていた。


初日のトレーニング。

「はい、スタート!」

インストラクターの声とともに、脳をフル回転。

最初は目を動かすのも、声を出すのも恥ずかしくて、

「こんなの私には向いてないかも…」と落ち込んだ。

でも、隣で笑っている仲間たちを見て、

真理子さんの心に小さな変化が起きた。


――「あの人たち、どうしてあんなに楽しそうなんだろう?」


それが、“笑顔の始まり”だった。


次のレッスンで、インストラクターが言った。

「作り笑顔でもいいんです!脳は“笑顔”を本物だと勘違いします!」

その言葉に背中を押されて、真理子さんは鏡を見ながら笑った。

最初はぎこちない。

でも、数分後には、目尻がふっと緩んで、

自然に「ふふっ」と声が漏れた。


それから彼女は、毎回のレッスン前に“笑顔スイッチ”を入れるようになった。

脳が温まり、集中力が上がり、読書スピードも上昇。

一ヶ月後、初めてテストで3倍速を記録!

「やればできるんだ!」

心の奥で何かが弾けた。


家に帰ると、旦那さんが言った。


「最近、顔が明るくなったな」

その一言で涙がこぼれた。

気分が沈む日もある。

仕事でミスをして落ち込む日もある。

でも、川崎スクールで学んだ“笑顔の習慣”が、

彼女を支えてくれていた。


速読のスピードが上がっただけじゃない。

「気持ちの切り替えが早くなった」

「人の話を前より理解できるようになった」

「人間関係のストレスが減った」

そんな“副産物”が次々に現れたのだ。


ある日、後輩が言った。

「真理子さんの笑顔を見るとホッとします」

その瞬間、彼女は思った。

――“私の笑顔も、誰かの力になってるんだ”


それからというもの、川崎スクールでの時間は、

ただのトレーニングではなく、“人生のリハーサル”になった。

「笑顔でいれば、どんな状況でも心が前を向く」

「脳を鍛えたら、感情まで明るくなる」

そんな確信が、彼女を支えている。


先日、真理子さんは言った。

「ここは速読スクールじゃなくて、“笑顔の学校”です」

教室いっぱいに拍手が広がった。

それを聞いた他の受講生も、みんな泣き笑い。


――“笑顔”の連鎖は、今日もここから始まっている。


川崎スクールは、ただ本を速く読む場所じゃない。

“人生の速度”を変える場所。

自分を責めていた人が、自分を誇れるようになる場所。

完璧じゃなくてもいい。

作り笑顔でもいい。

それが誰かを救うことだって、あるんだから。


今日も川崎スクールでは、笑顔の音が響いている。

「よーい・スタート!」

――そしてまた、ひとつの人生が前へ進むのだ🌸

笑顔って最強のスイッチ💥