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息子のために

夏の甲子園を目指して走り続けた三年間。


息子のために、毎朝5時に起きてお弁当をつくるのが母のルーティンだった。

白ご飯に梅干し、卵焼きに唐揚げ。時にはスタミナをつけてもらおうと焼肉弁当。母にとっては、甲子園へのもう一つの戦いだった。


しかし最後の夏。

応援席から見つめた試合は、わずか1点差で敗退。

グラウンドに崩れ落ちる息子の背中を見た瞬間、母は胸の奥がギュッと締めつけられた。

同時に「ここまで頑張った」という誇りも溢れてきた。


試合後、息子は初めて言った。

「お母さん、毎日お弁当ありがとう」

母はその言葉にただ頷き、涙をぬぐった。


けれど、試合が終わった次の日から、ぽっかりと心に穴が開いたように感じる。

毎朝4時台に目が覚めても、もう弁当を作る必要はない。

「私、これから何を頑張ったらいいんだろう」

そんな時、友人から紹介されたのが ビジネス脳トレ速読 川崎スクール だった。


最初は「速読なんて私にできるの?」と半信半疑。

でもレッスンでページをめくるリズムを覚え、頭の中がスッキリしていくのを感じた。

そして気づいたのだ。


「私のお弁当づくりと同じだ。毎日の積み重ねが、未来の力になるんだ」

#重ねて重ねてまた重ねる


球児の母から「自分の人生を読む人」へ。

彼女は速読でたくさんの本を読み、これまで知らなかった世界にどんどん出会っていく。

甲子園の夢は終わったけれど、母の新しい挑戦が始まった。


その瞳は、もう一度きらめいていた。


ビジネス脳トレ速読

川崎スクール