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信頼は、言葉で積み上がる。会話の温度、声の抑揚、目線、間──そのすべてが信用になる。話し方は、単なるツールじゃない。人との距離を縮め、心の橋をかける“技術”だ。
言葉には、心をつなぐ力がある! 鴨頭嘉人

『言葉が心を繋ぐ瞬間』


人は生まれてからずっと、言葉に触れて生きてきた。

学校で先生の言葉に笑ったこと。

親からの叱咤に涙したこと。

友だちの励ましで救われたこと。


けれど私は、ずっと「言葉」に怯えていた。

自分が発する言葉なんて、誰の心にも届かないと思っていたからだ。

「どうせ聞いてもらえない」

「自分には特別な経験も、語るべき何かもない」

そう思い込んでいた。


そんな私が、ビジネス脳トレ速読 川崎スクールの門を叩いたのは、正直に言えば「最後の賭け」だった。

ただ本を速く読めるようになれたら、それでいい。

人と関わらなくても、静かに知識を積み重ねられたら、それでいい。

最初はそう考えていた。


しかし、スクールに通い始めて数週間。

その考えは、静かに、けれど確実に覆されていった。



■会話の「温度」を感じた日


授業で先生が話す声は、ただ情報を伝えるだけじゃなかった。

一言一言に熱がこもっていた。

「信頼は言葉で積み上がるんです」

その言葉を聞いたとき、胸の奥がじんわりと温かくなった。


同じ受講生同士で会話をする時間もあった。

ぎこちなく自己紹介をした私に、隣の方が笑顔で返してくれた。

その瞬間、ただの「言葉」が「心の温度」を運ぶことを知った。

こんな体験は初めてだった。




■声の「抑揚」が心を動かす


ある日、音読の練習で自分の声を録音して聞いた。

そこには、平坦で、何の感情も乗っていない声があった。

「これじゃ伝わらないな」

恥ずかしさで顔が赤くなった。


だが先生は笑って言った。

「最初はみんなそうです。大事なのは、感情を乗せること」


次に挑戦したとき、私はほんの少しだけ勇気を出した。

好きな言葉にアクセントを置いてみた。

すると不思議なことに、声に色がついたように感じた。

そして終わったあと、仲間が拍手をしてくれた。

「すごく良かったよ」

その一言で胸が熱くなった。




■目線が繋ぐ「信頼」


グループワークの時間。

私はなかなか目を合わせられなかった。

相手の視線に耐えられない気がしたのだ。


だがある瞬間、勇気を出して相手をまっすぐ見て話してみた。

すると、相手も目を見返してくれた。

たった数秒だったが、不思議と心臓がドクンと鳴った。


「目は心の窓」

その言葉を実感した。

視線を交わした瞬間、言葉以上のものが通じた気がした。

ああ、これが「信頼」なんだと。




■「間」が生んだ奇跡


スピーチ練習の日。

私は緊張で、ただ早口で言葉を並べ立ててしまった。

聞いている人の顔が固まっている。

「やっぱり自分には無理だ」

そう思ったとき、先生が優しく言った。


「一番大事なのは“間”ですよ。沈黙は恐れるものじゃない。言葉を輝かせる余白です」


次に挑戦したとき、私は意識してゆっくりと話し、途中で一呼吸おいた。

すると、目の前の空気が変わった。

静寂が、まるで観客全員の心をつなぐ橋になった。

話し終えたときの拍手は、涙が出るほど温かかった。




■初めて「心が繋がった」


あの日の体験を、私は忘れない。

授業が終わったあと、仲間が肩を叩いてくれた。

「伝わったよ。すごくよかった」


私は震える声で答えた。

「ありがとう」


そのとき初めて、「自分の言葉で誰かの心に触れられた」と実感した。

ただの会話じゃない。

ただの音声でもない。

言葉が、心をつなぐ。

その瞬間を、生まれて初めて体験したのだ。




■川崎スクールが教えてくれたもの


ビジネス脳トレ速読は、本を速く読む技術だけじゃない。

人と人の距離を縮め、信頼を築き、心をつなぐ技術でもある。

「言葉はツールじゃなく、心の橋」

ここで学んだことは、一生の財産になる。


川崎スクールだからこそ、私はその体験を得られた。

ここで出会った先生や仲間がいなければ、今も私は自分の殻に閉じこもっていたかもしれない。


だから断言できる。

ビジネス脳トレ速読 川崎スクールは、私にとって、いや、誰にとっても「心をつなぐ最初の一歩」を踏み出せる場所だ。

生まれて初めて心が繋がる体験をしたのは、ここ以外にない。




■最後に


信頼は、積み重なる。

会話の温度で、声の抑揚で、目線で、間で。

すべてが重なって、人と人の心が結びつく。


私は、川崎スクールでそれを学び、体験した。

だからこそ自信を持って言える。


「川崎スクールが1番オススメだと私は思っています!」