川崎スクール
2025.07.19
【深夜2時の見張り番 〜レンコンさんと立体駐車場と優しさの連鎖〜】
【深夜2時の見張り番 〜レンコンさんと立体駐車場と優しさの連鎖〜】
蓮根で見通しが良い世界に変える!
日本一の速読インストラクター🏆️
📖#ビジネス脳トレ速読
🏫#川﨑スクール
🌍#リターンファシリテーター
🥕#野菜ソムリエ
🎨#蓮の葉アーティスト
🏆#楽読GP第10代目チャンピオン
レンコンさんです🌻
今日もビジネス脳トレ速読のレッスンが全て終わった。
川崎スクールの電気をすべて落としたのは、ちょうど夜の24時をまわったころだった。
「さて、帰るとするか」
「明日はブルーベリー収穫のお手伝い。」
「朝4時に起きて朝5時から収穫だから速く帰って速く寝よう。」
とレンコンさんは、そう心で呟いて、高速道路で1時間かけて帰る道のりを思い浮かべながら、立体駐車場へと足を運んだ。
けれど、そこからが――
ドラマの始まりだった。
立体駐車場のパネルが…動かん!?
操作できない!
「え?なんで?」と困惑するレンコンさん。
その原因は、ある一台の車が、指定された位置からほんの少しズレて停まっていたことだった。
立体駐車場という機械は、とても律儀で真面目なやつ。
少しでも正しくない位置に停まっていたら、安全確保のために動かない様になる。
つまり…レンコンさんの車が出せん…💦
でも、ここで終わらんのがレンコンさんの“人間力”。
迷惑かもしれんけど…と葛藤しながらも、深夜0時ちょうど。
立体駐車場の管理会社に電話をかける。
「この時間に出るわけないよなぁ」
と半ば諦めながら待っていると――
「はい、お電話ありがとうございます」
…出た!
この時の感動、言葉では言い表せなかった。
冷静かつ丁寧な対応。
しかも深夜0時やぞ?
人の優しさって、想像を超える時がある。
事情を話し、管理会社もすぐに持ち主に連絡を取ってくれた。
けれど、まだその車の持ち主は来ない…
「このままやと、次に来る人や、この車に何かあったら申し訳ない」
そう思ったレンコンさんは、立体駐車場の前に座り込み、
“見張り番”を始めた。
深夜1時半を過ぎても誰も来ない。
でも、信じて待つことができた。
そして…奇跡が起きた。
1時45分。
車の持ち主さんが、管理会社からの電話に出て、駐車場まで来てくれたのだ。
現れたのは、申し訳なさそうに頭を深々と下げる一人の男性。
「本当にすみませんでした」と何度も頭を下げる姿に、
レンコンさんは思った。
「ミスは誰でもある。でも、“そのあとの姿勢”で、すべてが変わるんだな」って。
そして、最後の仕上げ。
持っていたビジネス脳トレ速読の名刺を、その男性にそっと手渡す。
「失敗から学べる人ほど、伸びる人です。良かったら一度、遊びに来てください。」
家に着いたのは深夜3時過ぎ。
けれど、心も身体もスッキリしていた。
なぜかって?
それは“優しさ”に触れると、人の心は軽くなる。
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【読んでくれたあなたへ】
人は誰しも、失敗もするし迷惑もかける。
でも、大事なのは「その時、どんな姿勢で向き合えるか」。
そしてもうひとつ。
「信じる」という想いも、立派な優しさの形。
レンコンさんが見せてくれたのは、
「正義感」でも「怒り」でもなく、
“信じて見守る”という、あたたかい選択でした。
あなたも今日、だれかにちょっとだけ優しくなってみませんか?
もしかしたら、誰かの“深夜2時”に灯りをともす存在になるかもしれません。
PS::無事にブルーベリー収穫に行けました❤️
#川崎スクール